つかもと形成外科・創傷クリニック

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眼瞼下垂のメカニズムとは

神戸で眼瞼下垂を保険適用で行う名医の仕組み説明イラスト

眼瞼下垂(読み方:がんけんかすい、英語:Ptosis)とは、上まぶたの動きを担当する「眼瞼挙筋」と呼ばれる筋肉がうまく機能しなくなることで、目が開きにくくなったり、まぶたが垂れ下がったりする病気です。また、この病気は頭痛や肩こりなどの他の症状を引き起こすこともあります。眼瞼下垂には3つの種類があり、いずれも治療が可能です。1つ目は、遺伝によって赤ちゃんや子供の頃から発症する「先天性眼瞼下垂」、2つ目は、10代や20代だけでなく、パソコン作業が多い30代から50代の人や、80代前後の老化による「後天性眼瞼下垂」、3つ目は、眼瞼下垂と似た症状を引き起こす「偽下垂」です。

眼瞼下垂は、まぶたが下がることで視界が遮られる状態を指します。この症状は、上まぶたを引き上げる筋肉が弱くなったり、その筋肉が付着している腱けんが弱くなって離れたり、穴が開いたりすることが原因です。視力の低下に加え、眠そうな目元になる、肩こりや頭痛、疲れやすさといった症状も見られます。
眼瞼下垂の診断は、簡単なセルフチェックで行えます。例えば、鏡の前で上まぶたを持ち上げ、片目だけが開いている状態を維持できるかどうか確認してみてください。治療には主に手術が用いられ、まぶたの筋肉や腱にアプローチする方法があります。手術は保険が適用されることがありますが、費用は病院やクリニックによって異なるため、事前に確認しておくことが重要です。
眼瞼下垂は、目の健康に直接関わる病気であり、放置すると視力障害を引き起こす可能性があるため、早期発見と治療が大切です。適切な治療を受けることで、症状の改善や回復が期待できます。

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