つかもと形成外科・創傷クリニック

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眼瞼下垂手術のリスクと副作用

眼瞼下垂手術は、視界の改善や美容的な効果を提供する一方で、すべての手術にはリスクと副作用が伴います。手術前にこれらを十分に理解し、適切な準備をすることが大切です。以下に、眼瞼下垂手術における主なリスクと副作用についてご説明します。

1.感染

手術後、目元の傷口に細菌が感染するリスクがあります。感染が起こると、炎症や膿が発生し、回復が遅れる可能性があります。これを防ぐために、術後は医師から処方された抗生物質をきちんと服用し、清潔を保つことが重要です。

2.出血

眼瞼下垂手術中や術後に出血が発生することがあります。通常、出血は軽微であり、数時間以内に止まりますが、まれに大量の出血が起こることもあります。術後に出血が続く場合は、速やかに医師に相談することが必要です。

3.腫れと内出血

手術後、目元に腫れや内出血が生じることが一般的です。特に初期の段階では腫れが強くなることがあり、1週間以内にピークを迎え、その後少しずつ改善します。内出血は目の下に青紫色のあざとして現れますが、通常は1〜2週間で治癒します。

4.左右非対称

手術後、目元の形が左右で少し異なることがあります。これは手術の過程で微細な調整が必要な場合があり、数ヶ月の間に自然に改善されることが多いですが、場合によっては再手術が必要となることもあります。

5.視力への影響

眼瞼下垂手術は目元の改善を目的としていますが、まれに視力に影響を与えることがあります。特に、手術中に眼の構造に影響を与えることがあるため、視力の異常や視界のぼやけが起こることがあります。これが長期間続く場合は、医師による評価と対処が必要です。

6.目の乾きや不快感

手術後に目の乾きや不快感を感じることがあります。これは手術によって涙腺の働きやまぶたの動きが一時的に変化するためです。多くの患者様は、目薬や人工涙液を使用することで改善しますが、長期間続く場合は追加の治療が必要となることもあります。

7.傷跡

手術後にまぶたに傷跡が残ることがあります。多くの場合、傷跡は目立たない位置にあり、時間とともに薄くなりますが、完全に消えることは難しい場合があります。傷跡を最小限に抑えるためには、手術後のアフターケアをきちんと行うことが大切です。

8.麻痺や違和感

手術による一時的な神経の麻痺や違和感が生じることがあります。これは、手術中に神経が一時的に圧迫されることによって起こります。通常、数週間以内に回復しますが、まれに永続的な違和感を感じることがあります。

9.アレルギー反応

手術で使用する薬剤や縫合糸にアレルギー反応を示すことがあります。アレルギー症状が現れた場合は、すぐに医師に報告し、適切な対応を受ける必要があります。

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