しみが出来る仕組み|神戸・明石でシミ取りは垂水

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神戸市垂水区日向二丁目2-4 垂水日向ビル 2F(垂水区役所北側)

シミが出来る仕組みと原因

STAIN THEORY

シミとは何か?

シミイメージ画像

シミは、メラニン色素が皮膚の表皮や真皮に蓄積して、肌に色ムラを生じる状態を指します。皮膚の色素沈着は紫外線、炎症、摩擦、さらには加齢やホルモンバランスの乱れなど、さまざまな原因で引き起こされます。

メラニンの役割
  • 防御機能
    メラニンは、紫外線などの外的ダメージから肌を守るために生成されます。特に紫外線はDNAを傷つけるため、メラニンは肌のバリアとして重要な役割を果たします。
  • シミとの関連性
    メラニンは通常、肌のターンオーバー(約28日周期)によって排出されます。しかし、何らかの原因で過剰に生成されたり、排出が滞ったりすると、メラニンが蓄積し、シミとして目立つようになります。
皮膚の構造とシミのメカニズム

皮膚は主に3層(表皮、真皮、皮下組織)から成り立ちますが、シミが影響を及ぼすのは主に表皮層と真皮層です。

1.表皮層

  • メラノサイト(色素細胞)が存在し、メラニンを生成します。
  • 表皮にできたシミは比較的浅い層にあるため、適切なケアや治療で改善しやすい傾向があります。

2.真皮層

  • 長期間の紫外線ダメージや慢性的な炎症が原因で、メラニンが真皮層まで沈着することがあります。
  • このタイプのシミは治療が難しく、レーザー治療や医療用外用薬が必要となる場合が多いです。

シミの視覚的な影響
シミイメージ画像

形成外科の専門医として感じるのは、シミが見た目年齢や肌の印象に大きな影響を与えることです。肌の透明感や均一性が損なわれると、「疲れて見える」「実年齢より老けて見える」印象を持たれることがあります。このような外見上の悩みが心理的な影響を及ぼすケースも多く、専門的なアプローチで改善することが重要です。

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シミが出来る仕組み

シミイメージ画像

シミができるプロセスには、外的要因と内的要因が複雑に絡み合っています。それぞれの要因がどのようにシミ形成に関与しているのか、専門的な視点で解説します。

(1) 外的要因:紫外線とシミの関係
紫外線(UV)ダメージ

紫外線(特にUVAとUVB)は、肌のDNAを損傷させます。これを防ぐために、メラノサイトが活性化されてメラニンが生成されます。

  • UVA
    肌の深部まで到達し、真皮層に影響を及ぼします。これにより、長期的な色素沈着(真皮性色素沈着)が引き起こされます。
  • UVB
    表皮層に作用し、短期間で日焼けやシミの原因となります。
紫外線の蓄積

紫外線は短期間の暴露だけでなく、日常的な蓄積が大きな影響を及ぼします。「若い頃は気にしていなかった」という患者様も、40代以降に急激にシミが目立つようになることが多いです。

(2) 内的要因:体内の変化とシミ
ホルモンバランスの乱れ

妊娠やピルの使用、更年期などでホルモンバランスが乱れると、メラニン生成を促進する**メラノサイト刺激ホルモン(MSH)**が増加し、シミが形成されやすくなります。特に肝斑はこの影響を強く受けます。

加齢による
ターンオーバーの遅延

年齢を重ねるとともに肌のターンオーバーが遅くなり、古い角質やメラニンが肌に残りやすくなります。これが「年齢肌」の特徴の一つで、シミが目立つ原因です。

酸化ストレス

活性酸素が細胞にダメージを与え、メラノサイトの過剰な活性化を引き起こします。喫煙や不規則な生活習慣は酸化ストレスを増大させる要因です。

(3) 炎症後色素沈着

ニキビややけど、傷跡などで炎症が起きた部分に色素沈着が残ることがあります。これは肌が炎症を修復する過程でメラニンが生成され、正常なターンオーバーで排出されないことが原因です。

シミの治療が必要な理由

女性のイメージ画像
早期対処が効果的

シミが表皮層にとどまっている段階での治療は、比較的簡単かつ効果的です。一方、真皮層にまでメラニンが沈着すると、治療期間が長くなる可能性があります。

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放置による悪化リスク

紫外線を浴び続けたり、適切なケアを怠ると、シミが濃くなったり、新たなシミが増えたりすることがあります。形成外科医としては、「早めの治療と予防」を推奨します。

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