つかもと形成外科・創傷クリニック

【神戸・明石・垂水】授乳中のシミ取りは可能?産後のシミを安全に治す方法を専門医が解説

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【神戸・明石・垂水】授乳中のシミ取りは可能?産後のシミを安全に治す方法を専門医が解説

 


 

授乳中のシミ取りは推奨されません。産後のシミを安全に治す方法を専門医が解説

 

「出産後、いつの間にか顔のシミが濃くなった気がする…」 「シミ取りをしたいけど、授乳中だから諦めるしかないのかな?」

あなたは、このような悩みを抱えていませんか?多くの女性が、妊娠・出産を経て、ホルモンバランスの変化によってシミが増えたり、濃くなったりする経験をします。しかし、デリケートな授乳期間中は、「赤ちゃんに何か影響があったらどうしよう」という不安から、シミ取り治療に一歩踏み出せない方も少なくありません。

ご安心ください。現在の美容医療では、授乳中のシミ取り治療は基本的には推奨されていませんが、産後の肌状態を考慮した上で、安全に治療を始めるための最適な時期と方法があります。

この記事では、神戸・明石・垂水で多くの産後女性のシミ治療に向き合ってきた、つかもと形成外科・創傷クリニックの日本形成外科学会認定専門医が、なぜ授乳中のシミ取りが推奨されないのか、そして安全に治療を始めるためのポイントについて、専門家の視点から徹底的に解説します。


 

なぜ授乳中のシミ取りは推奨されないのか?

 

「シミ取りレーザー自体は母乳に影響がないのでは?」と疑問に思う方もいるかもしれません。確かに、レーザー自体が母乳に直接移行することはありません。しかし、シミ取り治療はレーザーを当てるだけで終わるものではありません。

授乳中のシミ取り治療が推奨されないのには、主に以下の3つの理由があります。

 

1. レーザー以外の麻酔や薬が母乳に移行する可能性がある

 

シミ取り治療では、痛みを軽減するために麻酔クリームを使用したり、治療効果を高めたり再発を防ぐために内服薬や外用薬を併用したりすることがあります。これらの薬剤が血液を介して母乳に移行し、赤ちゃんに影響を与える可能性が否定できないため、安全を最優先して使用を控えるのが一般的です。

  • 特に避けるべき薬剤:

    • 内服薬: シナール(ビタミンC)、トランサミン(トラネキサム酸)

    • 外用薬: ハイドロキノン、トレチノイン

 

2. 産後の肌は非常にデリケートで不安定

 

出産後は、ホルモンバランスが大きく変化し、育児による睡眠不足やストレスも重なります。これにより、肌のバリア機能が低下し、非常にデリケートな状態になっています。この不安定な時期にレーザー治療を行うと、肌への負担が大きくなり、思わぬトラブルにつながるリスクがあります。

 

3. 治療後の炎症後色素沈着を起こしやすい

 

産後の肌は、レーザー治療による炎症や刺激に対して、メラニン色素が過剰に生成されやすい状態です。そのため、通常よりも炎症後色素沈着(一時的にシミが濃くなる現象)が起きやすく、せっかく治療してもかえってシミが目立ってしまう可能性があります。


 

産後のシミ治療を安全に始めるには?推奨されるタイミングと代替治療

 

それでは、産後のシミはいつから治療を始めれば良いのでしょうか?

 

治療を始める推奨時期

 

多くの医療機関では、授乳期間が終わり、産後6ヶ月から1年程度経過した後に、レーザー治療を始めることを推奨しています。この時期になると、ホルモンバランスが落ち着き、肌の状態も安定してくるため、安全かつ効果的にシミ治療を行うことができます。



 

つかもと形成外科が選ばれる理由:安易な治療は勧めない「結果重視」の姿勢

 

当院は、神戸・明石エリアで多くの産後女性のシミ治療に向き合ってきました。授乳中という特別な時期だからこそ、安易な治療は一切お勧めしません。患者様の安全を最優先に考え、以下のような姿勢で治療に取り組んでいます。

  1. 日本形成外科学会認定専門医による正確な診断 シミの中には、ホルモンバランスの変化によってできる肝斑など、レーザーの種類によっては悪化する可能性があるものも存在します。当院では、最新の3D肌診断機と、日本形成外科学会認定専門医である院長の目視・触診で、あなたのシミの種類を正確に判別します。これにより、授乳期間が終わった後でも、安心して受けられる最適な治療法をご提案します。

  2. 無理のない「結果重視」の治療方針 当院は、患者様の安全と治療効果の両立を最も重要視しています。授乳期間中は薬を無理に併用せず、レーザー治療のみでシミを効果的に除去する治療方針を採っています。


 

まとめ:シミの悩み、一人で抱え込まずに専門医へご相談ください

 

出産後のシミは、決して珍しいことではありません。しかし、授乳中だからと諦めたり、自己判断で安易な治療に手を出したりすることは、後悔につながる可能性があります。

大切なのは、ご自身のシミを正確に診断し、授乳中のデリケートな体でも安全に治療を開始できる時期を、専門家と一緒に見極めることです。

つかもと形成外科・創傷クリニックでは、シミに関する無料カウンセリングを行っています。あなたのシミの種類や状態、そして授乳中であるというご事情を考慮し、最適な治療法について、明確にご説明いたします。無理な勧誘は一切ありませんので、どうぞお気軽にご相談ください。

シミのない、自信の持てる素肌を手に入れる第一歩を、一緒に踏み出しましょう。

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