粉瘤|神戸市|日本でたった0.6%の形成外科専門医

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神戸市垂水区日向二丁目2-4 垂水日向ビル 2F(垂水区役所北側)

神戸で粉瘤の治療・手術は当院へ

ATHEROMA
神戸で粉瘤の治療・手術のイメージ画像

このような症状は粉瘤かも

粉瘤に関する
自覚症状がある方

  • 直径数mm~数十cmのドーム状の盛り上がり・しこりがある
  • 触るとこりこりしており、皮膚表面にはまだ盛り上がりはない
  • 盛り上がった部分が黒や青や黄色っぽく変色している
  • 盛り上がりの中央に黒い点(「ヘソ」)ができている
  • 黒い点の周囲を強く圧迫すると、白い油様のものや、感染していると臭くてドロっとした中身がでてくる
  • 膿がたまって赤く腫れ上がり、痛みが伴っている

上記のような、粉瘤が痛む、腫れる、色が変わる、膿が出るなどの異常が見られた場合には、炎症を起こしている(感染を起こした粉瘤は炎症性粉瘤と呼ばれます。)可能性があるため、早めに医師の診察を受けることをおすすめします。また、自己判断で黒い塊を潰したり、中身を出そうとしたりすると感染の原因となるため、絶対にしないようにしてください。また、ニキビとは別物です。

粉瘤とは

神戸で粉瘤の治療・手術の細かい治療イラスト

粉瘤は、皮膚の内側に袋状のできものができ、本来皮膚から剥がれ落ちるはずの角質や皮脂が袋の中にたまってできた良性の腫瘍です。アテロームとも呼ばれます。悪性ではなく、がんではありません。粉瘤は、時間が経つにつれて、たまった角質や皮脂が袋の外に排出されずに大きくなっていきます。一般的には、数mmから数cmの半球状の腫瘤で、中央に黒点状の開口部があることがよくあります。強く圧迫すると、臭いやドロドロしたネリ状の物質が出てくることがあります。

粉瘤の原因は、まだ完全には解明されていませんが、遺伝や皮膚の摩擦、汗や皮脂の過剰分泌、そしてニキビの跡などが原因とされています。また、粉瘤は身体のどこにでもできる可能性がありますが、特に顔、首、背中、耳のうしろ、そしておしりなどにできやすい傾向があります。
※症状が進行している場合や、切除の必要性がある場合には、外科や形成外科での受診が適切です。

粉瘤の種類と原因

粉瘤(アテローム)はいくつか分類がありますが、大部分が表皮嚢腫というものに分類されます。これは毛穴の上部(毛漏斗部)が陥入して袋状のできものができると考えられています。(表皮化成)つまり袋の部分は表面の皮膚(表皮)と同じ物質なのです。

表皮嚢腫は、毛穴のない手のひらや足の裏に現れることもあります。これは、小さな傷が原因で、イボウイルスが関係していると考えられています。

一部の人々は、「不潔な生活習慣が角栓や皮脂のたまりを引き起こす」と誤解していますが、実際にはそのような関連性はありません。ほとんどの粉瘤の原因、なぜ袋状構造物ができるのかについては未だはっきりわかっていません。その他に、外毛根鞘性嚢腫や多発性毛包嚢腫(脂腺嚢腫)というものもあります。これらは粉瘤の一種です。外毛根鞘性嚢腫は、頭部に生じることが多く、表皮嚢腫よりも硬く触れます。多発性毛包嚢腫(脂腺嚢腫)は、腕や首、わきにたくさんでき、内容物はマヨネーズのような黄色いドロッとした物質で、臭いはありません。
また、小児では石灰化上皮腫とう粉瘤の仲間のできものがよくできます。一般的な粉瘤よりも硬く、少し灰色っぽく見えることがあります。

神戸で粉瘤の治療・手術の毛穴イラスト

粉瘤の治療法

粉瘤は悪性ではないため、必ず治療しなければならないわけではありません。ただし、自然に消滅することはなく、放置しておくと大きくなったり炎症を起こす場合があります。このような場合は、治るまでに時間がかかり、傷跡も残りやすくなるため、小さいうちに処置することがおすすめです。

手術によって粉瘤を取り除く場合、袋を完全に取り除くことがポイントになります。粉瘤の袋が残ったままだと、再発する可能性があるため、数か月おきに再度摘出手術を行う必要があります。

炎症を起こした粉瘤の場合、強い炎症を伴っているためすぐに手術をすることはできません。まずは皮膚を切開して内容物だけを取り出します。ただし、袋が残ったままだと再発の可能性があるため、あらためて数か月後に再手術を行う必要があります。

神戸で粉瘤の治療・手術の術式イラスト

当院の粉瘤手術の特徴

形成外科医が執刀を担当

当院の院長は、日本形成外科学会専門医・日本創傷外科学会専門医を保有しており、その元で形成外科医が執刀を担当いたします。

日帰り手術が可能

当院では、体や皮膚に負担の少ない手法を用いて粉瘤の摘出手術を行います。そのため、手術のご予約をいただいた日にお帰りいただくことが可能です。予約枠が空いている場合は当日手術も可能です。手術と聞くと少し不安になるかと思いますが、多くの場合日常生活にも大きな支障を出さずに受けていただけます。

圧倒的な症例数

当院は、一年間で一般的なクリニックの10倍程度は手術を行っております。

粉瘤の費用目安

粉瘤の摘出手術は保険適用されます。サイズや場所によっておおよその費用が変わります。3割負担の方の目安で、5,000円~25,000円の幅の中で治まることがほとんどです。

部位費用
露出部の2cm未満の粉瘤5,310~5,910 円
露出部の2~4cmの粉瘤11,340 ~11,940 円
露出部の4cm以上の粉瘤13,410~14,010円
露出部以外の3cm未満の粉瘤4,170~4,780円
露出部以外の3~6cmの粉瘤10,020~10,630 円
露出部以外の6cm以上の粉瘤12,810~13,420 円

※上記の表は、3割負担の方の目安となりますので、1割負担の方は、上記の約3分の1程度になるとお考え下さい。

粉瘤治療の注意点

・手術当日と翌日は、出血のリスクがあるため、運動や運転は避けてください。
・手術後1週間は、湯船、プール、サウナなどの入浴は避け、感染や出血のリスクを低減してください。
・手術後1週間は、激しい運動も控え、身体への負担を軽減してください。

よくあるご質問

Q
粉瘤の治療を考えていますが、どの科に行けばいいですか?また、治療にはどのような薬が使われ、治し方や痛みについても教えてください。手術前に画像診断は行けますか?
A

粉瘤の治療は、形成外科や皮膚科が対応することが一般的です。当院の形成外科でも粉瘤の治療を行っています。治療方法としては、薬での治療が難しいため、主に外科的な切除が推奨されます。切除手術は短時間で行われ、痛みも局所麻酔を使用するため、最小限に抑えられます。術後の痛みも一般的には軽度で、日常生活に支障をきたすことはほとんどありません。また、手術前には必要に応じて画像診断を行い、粉瘤の大きさや位置を確認してから最適な治療方法を決定しますので、安心してご来院ください。

ご予約はこちらから

当院では、まず外来の受診をお願いしております。
しっかりと症状・ご要望について医師が診察を行って、治療方法をご提案いたします。
Web、またはお電話にて外来診察の当日順番受付を行ってからお越しください。
また、当院では順番受付を採用しておりますので、ご来院予定の当日にご予約ください。

【文責・監修】
つかもと形成外科・創傷クリニック
日本形成外科学会専門医・
日本創傷外科学会専門医
院長 塚本金作
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