やけど|神戸市|日本でたった0.6%の形成外科専門医

やけど|神戸市|日本でたった0.6%の形成外科専門医

神戸市垂水区日向二丁目2-4 垂水日向ビル 2F(垂水区役所北側)

やけど

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やけど治療に対する院長の想い

当院は
形成外科・創傷クリニックとして
様々なやけど治療に
対応をしております

神戸市垂水区のつかもと形成外科・創傷クリニックの院長、塚本金作です。当院では、軽度から重度まで、あらゆるやけどの治療を専門的に行っております。やけどは、迅速かつ適切な治療が求められる緊急性の高い外傷です。私たちは、日本形成外科学会認定の専門医として、患者様一人ひとりの状態に合わせた最適な治療を提供し、早期の回復を目指します。患者様の不安を少しでも和らげるため、全力でサポートいたしますので、どうぞ安心してご相談ください。

本ページは医療法人こどもの形成外科 理事長である塚本金作が執筆しております。

緊急時は随時対応いたします

やけどをしたらまずは落ち着いて15分程度流水で冷やしてください。
但し、重度のやけどや広範囲に渡すやけどの場合、迅速な対応が必要です。
当院では、緊急時には24時間体制で対応を行っております。万が一の際は、すぐにご連絡ください。
適切な治療を受けることで、後遺症や感染症のリスクを最小限に抑えることができます。

やけどとは

やけどは、皮膚が高温、化学物質、電気、放射線などの外的要因にさらされることで生じる外傷です。
やけどはその原因や程度に応じて、皮膚の浅い層から深い層まで影響を与えることがあり、適切な治療が行われないと、感染症や瘢痕形成、機能障害などの後遺症を引き起こす可能性があります。
やけどの治療には、適切な初期治療とその後のアフターケアが不可欠です。

やけどの種類

やけどにはいくつかの種類があり、それぞれに適した治療法が異なります。

熱傷(熱によるやけど)

熱い液体、蒸気、炎などに触れることで発生します。最も一般的なやけどの種類です。

化学熱傷
(化学物質によるやけど)

酸やアルカリなどの化学物質に触れることで発生します。皮膚に深刻な損傷を与えることがあり、即座の対応が必要です。

電撃傷(電気によるやけど)

電流が皮膚を通過することで発生します。外見的には軽度に見える場合でも、内部に深刻な損傷を引き起こすことがあります。

放射線熱傷
(放射線によるやけど)

放射線治療や強い日光にさらされることで発生します。表面は軽度に見えても、皮膚の深層にダメージを与えることがあります。

自宅でのやけどの一次対処方法

やけどを負った際は、以下の一次対処を行うことが重要です。

1

冷却

やけどの部位をすぐに冷水で冷やします。
少なくとも10~20分程度、流水で冷やすことで、皮膚の温度を下げ、組織の損傷を最小限に抑えます。
2

清潔な布で覆う

冷却後、清潔な布やガーゼで患部を覆い、感染を防ぎます。
水ぶくれができた場合は、破かないように注意してください。
3

痛みの緩和

市販の鎮痛剤を使用して痛みを和らげます。
痛みが強い場合や広範囲に及ぶやけどの場合は、すぐに医療機関を受診してください。
4

医療機関へ連絡

特に深い、広範囲のやけどや顔、手、関節部位のやけどは、速やかに医療機関を受診してください。

やけどの重症度

やけどの重症度は、主に深さと広がりによって分類されます。

重症度 特徴 治療の目安
1度熱傷 表皮に限られ、赤みと軽い痛みを伴う。水ぶくれはほとんどない。 自宅でのケアが可能
2度熱傷(浅い) 表皮から真皮にかけて損傷が及び、水ぶくれと強い痛みを伴う。 医療機関での診察を推奨
2度熱傷(深い) 真皮全体に損傷が及び、壊死や色素沈着が見られる。痛みが強い。 専門的な治療が必要
3度熱傷 皮膚の全層が損傷し、白くなったり、炭化したりする。痛みが少ない。 緊急治療が必要。
手術が必要な場合も。
まずは落ち着いてください

やけどを負った際は、まず落ち着いて対処することが重要です。
パニックにならず、冷静に一次対処を行い、必要に応じて当院にご連絡ください。
私たちは24時間体制で対応しておりますので、いつでも安心してご連絡いただけます。

やけどの当院の治療法

当院では、以下の治療法を提供しています。
当院では、患者様のやけどの状態に応じて、最適な治療法を提供しています。

軟膏治療

軽度のやけどに対して、軟膏を使用し、乾燥を防ぎながら皮膚の治癒を促進します。

湿潤療法

湿潤環境を保つことで、皮膚の再生を促し、痛みや瘢痕形成を最小限に抑える治療法です。

デブリードマン
(壊死組織の除去)

深い傷や壊死がある場合、壊死組織を取り除き、感染リスクを軽減します。

手術

深い火傷や広範囲にわたる火傷の場合、植皮手術や皮膚移植が必要になることがあります。

治療の流れ

軽度のやけどに対して、軟膏を使用し、乾燥を防ぎながら皮膚の治癒を促進します。

1

診察

医師がやけどの程度と状態を診察し、治療方針をご説明させて頂きます。
2

処置

医師または看護師がやけどの処置を行い、自宅で処置可能な場合は自宅での処置を指導いたします。
3

アフターケア

基本的にはアフターケアは必要御座いません。ケロイドの場合は、長期間の通院治療が必要となる場合がございます。
治癒後は赤みや乾燥に対しては保湿や日焼け予防、また、傷跡やひきつれにに対しては注意深いフォローアップを行ってまいります。

よくあるご質問

Q

やけどを負ったときに冷やすのはどのくらいの時間が適切ですか?

A

やけどを負った直後に少なくとも10~20分程度、冷水→流水で冷やすことが推奨されます。
これにより、皮膚の温度を下げ、損傷を最小限に抑えることができます。

Q

水ぶくれができた場合、どうすればいいですか?

A

水ぶくれは破らず、そのままにしておくのが基本です。
もし破れてしまっても、軟膏+ガーゼ等による創部を感染させない対応で問題ございません。

Q

どのようなやけどの場合に緊急で診察を受けるべきですか?

A

顔、手、関節部位のやけど、深いやけど、広範囲にわたるやけどは緊急性が高いため、すぐに診察を受けることが必要です。当院は24時間対応していますので、すぐにご連絡ください。

Q

やけどの跡が残らないようにするためにはどうしたら良いですか?

A

やけど後の初期治療が重要です。仮に傷跡やひきつれが残るやけどの場合は、形成外科での治療やフォローアップを受ける事が大切です。

ここまでお読み頂いた皆様へ

やけどはまずは一次対応を
落ち着いて行動し、受診ください

当院では緊急度の高いやけど、緊急度の低いやけどなどを見極めて、形成外科医が適切な処置、対応をさせて頂きますので、ご安心ください。まずは一度当院にお気軽にご相談いただけますと幸いです。皆様のご来院をお待ち申し上げております。

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