つかもと形成外科・創傷クリニック

ケロイド・肥厚性瘢痕(傷あと)の外来治療

神戸市垂水区日向二丁目2-4 垂水日向ビル 2F(垂水区役所北側)

ケロイド・肥厚性瘢痕
(傷あと)治療

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~形成外科専門医が、最新レーザーと専門技術で再発を防ぎ、きれいに治す~

「手術のあとの赤みが盛り上がってきた」「ピアスの穴がしこりになった」「傷あとが引きつれて痛む・かゆい」。こうした消えない傷あとのお悩みは、単なる「あと」ではなく、ケロイドや肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)という治療が必要な疾患かもしれません。
神戸・垂水の「つかもと形成外科・創傷クリニック」は、神戸・明石エリアにおいて圧倒的な来院者数を誇る、傷あとのスペシャリスト集団です。
日本形成外科学会認定専門医である塚本金作院長のもと、皮膚の深い組織(真皮)で起きている炎症を鎮め、正常な皮膚の状態へと導く専門的な治療を行っています。
当院の特徴は、「切る・切らない」の両面から、患者様お一人おひとりの体質や部位に合わせた最適な治療法をご提案できる点にあります。

専門医による診断

ケロイドか肥厚性瘢痕かを見極め、原因に基づいた治療計画を立案。

最新のレーザー設備

あらゆる症状に対応できるよう、複数の医療用レーザーを完備。

再発を抑える技術

手術が必要な場合も、形成外科特有の微細な縫合技術と術後管理で再発を徹底して防ぎます。

「傷あとの見た目」の問題だけでなく、痛みやかゆみといった症状も大幅に軽減することが可能です。
諦めていたその傷あと、当院の外来で一緒に改善していきませんか。

なぜ起こる?ケロイド・
肥厚性瘢痕のメカニズム

形成外科専門医が紐解く
「傷あとの異常」と原因

皮膚には、傷を負った際に自ら修復しようとする「創傷治癒(そうしょうちゆ)」という機能が備わっています。しかし、何らかの理由でこのプロセスが暴走してしまうと、単なる「傷あと」を超えた病変へと変化します。

真皮層で続く「終わらない炎症」

皮膚の深い層である真皮(しんぴ)が損傷を受けると、修復のために線維芽細胞が活性化し、コラーゲン線維を産生します。
通常は傷が塞がればこの活動は収束しますが、ケロイドや肥厚性瘢痕では、この細胞の増殖が止まらず、慢性的な炎症状態が続いてしまいます。その結果、過剰な血管が新生されて赤みを帯び、過剰な組織増殖によって盛り上がった状態になります。

「張力(引っ張る力)」という外的要因

形成外科の視点で最も重視するのが、皮膚にかかる張力です。
関節の周囲や胸部、肩など、日常的に皮膚が引っ張られる部位では、その物理的な刺激が炎症を長引かせる大きな原因となります。

専門医の視点

傷あとの方向が皮膚の割線(緊張ライン)に逆らっている場合、常に強いストレスがかかり、肥厚性瘢痕化する可能性が非常に高くなります。

体質と遺伝的要因(ケロイド素因)

「ケロイド」と「肥厚性瘢痕」の決定的な違いの一つに、個人の体質(遺伝的背景)があります。

肥厚性瘢痕

どんな方でも起こり得ます。
適切な固定やテープ療法で、時間の経過とともに改善・治癒に向かうことが多いのが特徴です。

ケロイド

いわゆる「ケロイド体質」の方に多く見られます。わずかな傷(ニキビや注射の跡など)からも発生し、元の傷の範囲を超えて、正常な組織を侵食するように拡大します。
特定のアレルギー疾患との関連も研究されています。

放置することで起こる
「悪化のサイクル」

炎症が続くと、組織はさらに硬くなり、痛みや強いかゆみを引き起こします。これらを掻き壊すなどの刺激が加わると、炎症はさらに加速し、病変が拡大するという負のスパイラルに陥ります。

形成外科専門医による治療の目的は、この「暴走した修復機能」を、ステロイド、レーザー、圧迫、あるいは精緻な手術(縫合)によって正常な軌道へと戻すことにあります。

当院で行うケロイド・
肥厚性瘢痕の治療法

形成外科専門医の技術と、多彩な
レーザーによるオーダーメイド治療

神戸・明石エリアで圧倒的な症例数を誇る当院では、単一の治療ではなく、複数の手法を組み合わせる「マルチモーダルな治療」を行っています。
放射線治療を用いずとも、専門医としての縫合技術と最新のレーザー、そして徹底した術後管理(アフターケア)により、高い改善率を実現しています。

① 専門医の真髄

再発を最小限に抑える「精密手術」

手術が必要と判断される大きな病変や、引きつれ(拘縮)がある場合、単に「切って縫う」だけでは、張力によって高確率で再発してしまいます。

物理的緊張の緩和

皮膚の割線(緊張ライン)を考慮し、傷あとにかかる負担を分散させる「W形成術」や「Z形成術」などの高度な術式を選択します。

真皮縫合の徹底

皮膚の表面だけでなく、深い組織である真皮を強固に縫い合わせることで、傷が広がるのを防ぎ、炎症の原因を根本から抑えます。

局所療法の併用

手術中や術後にステロイドの局所投与を適切に行い、細胞の過剰増殖を物理的・化学的にコントロールします。

② 圧倒的な設備

症状に合わせた「最新レーザー治療」

当院では、あらゆるタイプの傷あとに対応できるよう、多様な特性を持つレーザー機器を完備しています。これは、一般的な形成外科にはない当院の大きな強みです。

赤みを抑えるレーザー

盛り上がりの原因となる過剰な血管に反応させ、栄養供給を遮断することで赤みと増殖を抑えます。

組織の再構築を促すレーザー

硬くなった線維組織を微細に刺激し、正常な皮膚組織への入れ替えを促進します。

痛み・かゆみの軽減

レーザー照射により、神経過敏を抑え、不快な症状を速やかに軽減させることが可能です。

③ 徹底した保存的療法とアフターケア

手術やレーザーと並行して、日々のケアこそが「完治」への近道です。

ステロイド療法
(注射・テープ)

病変の厚みや硬さに合わせ、最適な濃度の注射やテープ剤を選択します。

圧迫・固定療法

シリコンシートや専用のジェル、サポーターを使用し、外部からの刺激と張力を遮断します。

きめ細やかな外来指導

時間とともに変化する傷あとの状態を専門医が厳密にチェックし、その時々に最適な方法へと治療を更新し続けます。

院長からのメッセージ

ケロイド治療において大切なのは、「再発の芽を摘むこと」です。
当院では放射線治療を使わない選択肢の中でも、形成外科的な工夫を凝らすことで、患者様が納得できる見た目と、快適な日常生活を取り戻すお手伝いをしています。

部位別・症例別に見る
ケロイド治療のポイント

形成外科専門医が教える、場所による
「治りやすさ」と「治療のコツ」

ケロイドや肥厚性瘢痕は、全身どこにでもできるわけではありません。皮膚の厚みや日常的にかかる張力(引っ張る力)によって、発生しやすい場所や、治療の難易度が異なります。
神戸・明石エリアで圧倒的な症例数を誇る当院の知見に基づき、代表的な例を解説します。

耳(ピアス跡・外傷):
ピアスケロイド

ピアスホールのわずかな炎症や感染、金属アレルギーをきっかけに、耳たぶや軟骨部分に「しこり」のような塊ができるケースです。

特徴:放置すると耳の形を変形させるほど巨大化することがあります。
専門的アプローチ:基本は切除による手術ですが、耳の形状を損なわない繊細なデザインが求められます。

当院では手術直後からの徹底した圧迫療法(圧迫イヤリング等)を組み合わせ、再発率を極限まで下げます。

胸部・肩・背中:
ニキビ跡や手術跡

胸の真ん中(胸骨正中)や肩は、呼吸や腕の動きで常に強い張力がかかる、全身で最もケロイドが悪化しやすい部位です。

特徴:ニキビ跡が結合して赤く盛り上がり、強いかゆみや痛みを伴います。
専門的アプローチ:動く場所であるため、安易な手術は再発のリスクが高まります。

まずは当院自慢の多彩なレーザー治療やステロイドの注射・テープを主体とし、組織の炎症を鎮める「保存的治療」を優先的に行います。

下腹部:
帝王切開や盲腸の手術あと

下腹部は下着による摩擦や、立ち座りの動作で皮膚が引っ張られるため、肥厚性瘢痕になりやすい場所です。

特徴:傷あとが横に広がり、ミミズ腫れのようになります。
専門的アプローチ:「見た目をきれいにしたい」というご要望が多い部位です。

形成外科専門医として、古い傷あとを精密に切除し、真皮縫合でテンションを分散させて再縫合することで、細く目立たない傷あとへと作り直します。

関節部(肘・膝・手指):
機能障害を伴う傷あと

ケロイドや肥厚性瘢痕が関節をまたぐように発生すると、皮膚が突っ張って関節が十分に動かなくなる「拘縮(こうしゅく)」を引き起こします。

特徴:日常生活に支障をきたし、リハビリが進まない問題が生じます。
専門的アプローチ:皮膚の「ゆとり」を取り戻すための「Z形成術」などの皮弁作成術(ひべんさくせいじゅつ)を行い、機能の回復と見た目の改善を同時に図ります。

治療の流れと通院の目安

ケロイド治療は「一度の処置で終わり」ではなく、数ヶ月単位で状態を見極めながら継続することが大切です。

1 診察・カウンセリング
形成外科専門医が、エコー検査等も交えて深層の組織まで評価し、保険診療の範囲内で最適な計画を立てます。
2 初期治療
痛みやかゆみを抑えるため、ステロイド剤やレーザーを導入し、まずは「活動性(炎症)」を抑えます。
3 継続的な管理
定期的な外来通院で、テープ剤の貼り方やシートによる固定が正しく行われているかを確認します。
4 必要に応じた手術
保存的治療で平らになった後も、どうしても残る引きつれや隆起に対し、満を持して手術を検討します。

最後に

ケロイドはかつて「治らない病気」と言われてきました。しかし、現代の形成外科医学と、当院が保持する高度なデバイス(レーザー等)を組み合わせれば、必ず出口は見つかります。
一人で悩まず、まずは専門医にご相談ください。

ケロイド・肥厚性瘢痕治療に
関するよくある質問(Q&A)

Q

ケロイドの治療は保険診療で受けられますか?

A

はい、当院でのケロイドや肥厚性瘢痕の治療は原則として保険診療で行っております。
見た目の改善だけでなく、痛みやかゆみ、引きつれ(拘縮)といった症状を治すための医学的な治療です。

Q

昔の古い傷あとも平らになりますか?

A

はい、可能です。数十年経過した傷あとでも、適切なステロイド療法やレーザー治療を組み合わせることで、盛り上がりを軽減し、目立たなくさせることができます。
諦めずにご相談ください。

Q

ステロイド注射は痛いと聞きましたが、我慢できる程度でしょうか?

A

非常に細い針を使用し、できるだけ痛みを抑える工夫をしています。また、当院では注射以外にもテープ剤やレーザーなど多彩な選択肢がありますので、痛みに弱い方は診察時にご相談ください。

Q

レーザー治療は一回で効果がありますか?

A

1回の照射で赤みやかゆみの軽減を実感される方も多いですが、組織を根本から安定させるには、数ヶ月おきに数回の照射を重ねるのが一般的です。

Q

手術をしたら、また再発して前より大きくならないか心配です。

A

ケロイド手術における最大の懸念は再発です。そのため当院では、形成外科専門医が張力を分散させる特殊な縫合(Z形成術など)を行い、術後もシートによる固定や圧迫を徹底する「再発防止プログラム」を組んでいます。

Q

治療期間はどのくらいかかりますか?

A

症状によりますが、数ヶ月から1年程度のスパンでじっくり治療を行うことが多いです。
炎症が治まり、皮膚が正常な硬さに戻る(治癒)まで、専門的な経過観察を行います。

Q

他院で「体質だから治らない」と言われたのですが…。

A

ケロイド体質(遺伝的要因)がある方は確かにいらっしゃいますが、「治らない」わけではありません。
当院ではあらゆるレーザーや最新の知見を駆使し、症状をコントロール可能な状態まで導きます。

Q

ピアスの穴がしこりになってしまいました。耳の形は変わりますか?

A

ピアスケロイドは放置すると耳の形を歪めてしまいます。
当院では耳の形を維持する繊細な切除手術を得意としていますので、早めの受診をお勧めします。

Q

治療中に日常生活で気をつけることはありますか?

A

傷あとに過度な張力(引っ張る力)をかけないことと、紫外線対策が重要です。具体的なサポーターの使い方やテープの貼り方は、外来で専門スタッフが丁寧に指導いたします。

Q

子供の傷あとでも治療は受けられますか?

A

はい、お子様でも治療可能です。成長に伴って傷あとが引きつれ(拘縮)を起こすと、関節の成長に影響する問題もあります。
お子様の肌質に合わせた負担の少ない方法を提案します。

記事執筆・監修者
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