つかもと形成外科・創傷クリニック

粉瘤(アテローム)の治療は何科に行くべき?皮膚科と形成外科の違い・できる仕組みや毛穴の詰まりを解説

神戸市垂水区日向二丁目2-4 垂水日向ビル 2F(垂水区役所北側)

粉瘤手術は何科を受診?

CONSULTATION

神戸で粉瘤の治療・手術のイメージ画像神戸で粉瘤の治療・手術のイメージ画像

皮膚の下に痛みのないしこりや、触ると動くできものを見つけたとき、「これって何だろう?」「皮膚のできものだから皮膚科に行けばいいの?」と迷われる方は非常に多くいらっしゃいます。このできものの正体が「粉瘤(アテローム)」だった場合、根本的に完治させたい、かつ傷跡を綺麗に治したいのであれば「形成外科」の受診を強くおすすめします。
当院(つかもと形成外科・創傷クリニック)では、日本形成外科学会専門医が粉瘤の根本治療を行っています。このページでは、粉瘤が何科を受診すべき疾患なのか、それぞれの診療科の違いや、粉瘤ができる仕組みについてロジカルに解説します。

粉瘤(アテローム)の治療は
皮膚科と形成外科の
どちらに行くべき?

それぞれの診療科によって、得意とする処置や治療へのアプローチ(治療方法)が大きく異なります。
患者様が「何を最優先したいか」によって選ぶべき診療科が変わります。

ひと目でわかる!
診療科ごとの粉瘤治療の違い

診療科粉瘤治療の特徴・得意な処置メリット・デメリット
形成外科(当院)袋ごと根こそぎ摘出する「根本手術」
・再発率を極限まで下げる精密な術式
・ミリ単位で傷跡の美しさにこだわる
◎ 根本完治・傷跡が最も綺麗
※手術(保険診療)による日帰り治療が前提となります。
皮膚科お薬による消炎・その場での応急処置
・炎症を抑える抗生剤の処方
・腫れが酷い時の「切開排膿(膿出し)
○ 薬や応急処置が手軽
※皮膚の奥にある「袋」をくり抜く根本治療には対応していない、または他院(形成外科)を紹介されるケースがあります。
一般外科病変(腫瘍)の確実な切除
・総合病院などで大きな症例に対応
○ 巨大な症例などにも対応
※待ち時間が長い傾向にあり、傷跡の美しさよりも病変の除去が優先される場合があります。

各診療科の詳しい治療アプローチ

皮膚科

主に「お薬での消炎」や「その場で小さく切って膿を出す(切開排膿)」処置が得意ですが、皮膚の奥にある袋をくり抜く手術(根本治療)には対応していない、あるいは最初から形成外科を紹介されるケースがあります。

形成外科(つかもと形成外科・創傷クリニック)

「手術による腫瘍の摘出」と「傷跡を美しく治すこと」の専門科です。
当院では、粉瘤を袋ごと綺麗に摘出する日帰り手術を保険診療で行うため、再発率を抑え、傷跡も最小限にとどめることが可能です。

一般外科

大きな総合病院などでは対応していますが、紹介状が必要な場合があったり、待ち時間が長い傾向にあります。また、傷跡の美しさよりも病変の除去が優先される場合があります。

粉瘤ができる仕組み
(毛穴の詰まりや角栓との違い)

「そもそも粉瘤はどうしてできるの?」「毎日綺麗に洗っているのに毛穴が詰まったの?」という疑問の声をよく耳にします。
粉瘤(アテローム)ができる始まりは、日常的な毛穴の詰まりや、いわゆる「角栓(コメド)」と非常に似ています。しかし、通常のニキビや角栓は毛穴に皮脂が一時的に溜まっただけのものであるのに対し、粉瘤は皮膚の内側に「袋(嚢腫)」そのものができてしまう仕組みになっています。袋ができると、本来は垢(角質)や皮脂として剥がれ落ちるはずの老廃物が袋の中にどんどん溜まっていき、自然に消えることなく大きくなってしまいます。そのため、洗顔やボディソープでいくら皮膚の表面を綺麗にしても、粉瘤の発生や巨大化を防ぐことはできません。

【セルフチェック】
粉瘤と
ニキビ・脂肪腫の見分け方

皮膚にできたしこりが粉瘤かどうかを判断するための、代表的な3つのサインです。

中央に黒い点
(開口部)がある

粉瘤の頂点には、皮膚の表面とつながる小さな穴(へそ)があり、そこが黒い点として見えることがあります。

独特な匂い(悪臭)がする

しこりを強く押したときなどに、穴からドロっとした白い分泌物が出て、これが独特の嫌な匂いを放ちます。

しこりが皮膚と一緒に動く

触ったときに、皮膚のすぐ下に丸い塊があり、皮膚の表面を動かすと一緒に動く感触があります(さらに奥の脂肪層にできる「脂肪腫」は、皮膚とは別に奥で動く感覚があります)。

通常のニキビやおできであれば、数日から1〜2週間程度で自然に引いていきますが、粉瘤はどれだけ放置しても自然に消滅することはありません。

つかもと形成外科・創傷
クリニック 塚本院長から
患者様へメッセージ

皮膚に何かしらのしこりを見つけた時、「これくらいで病院に行っていいのかな」「何科を受診すればいいのかわからない」と、そのまま様子を見てしまう方がとても多くいらっしゃいます。しかし、粉瘤は放置して大きくなればなるほど、手術した際の傷跡も大きくなってしまいます。また、細菌感染を起こして「炎症性粉瘤」になると、激しい痛みや腫れを伴い、治療も複雑になってしまいます。
当院では、初診の段階で超音波検査(エコー)を使い、そのしこりが粉瘤なのか、脂肪腫なのか、あるいは他の疾患なのかを迅速かつ正確に画像診断いたします。
「まずはできものの正体を知りたい」という段階でも全く問題ありません。何科に行くべきか迷ったら、ぜひ傷跡を専門的に綺麗に治せる当院(形成外科)へお気軽にご相談ください。

記事執筆・監修者
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