つかもと形成外科・創傷クリニック

脇(わき)の粉瘤手術|過去のワキガ手術後にできたしこり・脇の下の痛いできものの原因と治療法

神戸市垂水区日向二丁目2-4 垂水日向ビル 2F(垂水区役所北側)

ワキの粉瘤

UNDERARM

神戸で粉瘤の治療・手術のイメージ画像神戸で粉瘤の治療・手術のイメージ画像

脇の下を触ったときに「コリコリとした痛いしこりがある」「腕を動かすたびに脇に何かが挟まっているような違和感や痛みがある」とお悩みではありませんか?
脇の下は、汗腺が集中していて蒸れやすく、腕の動きによって常に激しい摩擦を受けるため、粉瘤(アテローム)が非常に発生しやすい部位です。さらに、「過去にワキガの手術(剪除法など)をした傷跡の近くに痛いしこりがいくつもできてきた」という特有のお悩みでご来院される方も少なくありません。
当院(つかもと形成外科・創傷クリニック)では、日本形成外科学会専門医が、脇の下の複雑な組織構造を見極めた痛みの少ない日帰り手術(保険診療)を行っています。脇の粉瘤・しこりの特徴と治療法についてロジカルに解説します。

なぜ脇の下に粉瘤(アテローム)ができやすいのか?

脇の下は、体の中でも特に粉瘤が発生しやすく、かつ一度感染を起こすと「腕が上がらなくなるほどの激痛」になりやすい環境が揃っています。

腕の動きによる慢性的な
「摩擦」と「圧迫」

歩く、走る、物を持つなど、日常生活で腕を動かすたびに、脇の下の皮膚は激しく擦れ合っています。
この慢性的な物理刺激が毛穴を傷つけ、皮膚の下に「袋(嚢腫)」を作る直接のきっかけになります。

アポクリン汗腺の集中と
「蒸れ」

脇は独特の汗を出すアポクリン汗腺や皮脂腺が非常に発達しているエリアです。
汗をかきやすく通気性が悪いために皮膚の常在菌が繁殖しやすく、粉瘤ができると一気に雑菌が入り込んで大爆発(炎症性粉瘤への悪化)を起こしやすい特徴があります。

他院にはない専門知識:
なぜ「ワキガ手術後の傷跡」に
粉瘤ができるのか?

過去に他院でワキガ(腋臭症)の根本手術(皮膚を数センチ切開して裏側から汗腺をハサミで削ぎ落とす「剪除法(皮弁法)」など)を受けられた方の中に、数年が経過してから手術跡に硬いしこりがポツポツと多発することがあります。これは手術の「失敗」ではなく、ワキガ手術のプロセスによって引き起こされる二次的な現象(粉瘤の併発)です。ワキガ手術の際、皮膚の裏側にある汗腺をギリギリまで削り取るため、残った毛包(毛穴の奥の組織)の構造が変形したり、皮膚の裏側が硬く癒着(瘢痕化)したりします。行き場を失った毛穴の出口が閉じてしまうことで、皮膚の内側に垢や皮脂が溜まる「粉瘤の袋」が自然発生的に、しかも複数個(多発性)作られてしまうのです。

つかもと形成外科による
「脇のしこり・ワキガ手術後」
への精密手術

脇の下には、腕や手を動かすための重要な血管や神経、そしてリンパ節が複雑に張り巡らされています。さらにワキガ手術後の場合は、皮膚が組織とガチガチに癒着しているため、手術には非常に高度な外科的テクニックが必要です。

1. 超音波(エコー)検査による
安全なナビゲート

当院では手術前に必ずエコー検査を行い、脇のしこりが「粉瘤」なのか、あるいは「化膿性汗腺炎」や「リンパ節の腫れ」なのかを正確に診断します。さらに、血管や神経との距離、ワキガ手術後の癒着の深さを画像で100%把握してから安全に手術に臨みます。

2. 癒着を剥がす
「顕微鏡レベルの精密な全摘出」

ワキガ手術後の粉瘤は、袋が硬い傷跡組織と完全に同化して一体化しています。雑に引っ張ると袋が破れて中身が散らばり、高い確率で再発を招きます。
当院の塚本院長は、顕微鏡下での繊細な手術を得意とする形成外科専門医です。癒着した組織をピンセットとハサミでミリ単位で丁寧に剥離(はがすこと)し、ボロボロになった袋であっても「丸ごと・1ミリも残さず全摘出」します。この職人技により、脇の粉瘤の再発率を極限まで引き下げます。

脇の粉瘤手術の費用目安
(保険適用・3割負担)

脇の下の手術は、すべて健康保険が適用される「保険診療」です。国が定めた診療報酬に基づき、「非露出部(普段は服に隠れて見えない場所)」の基準で一律に決まっています。

粉瘤の大きさ(直径)手術費用の目安(3割負担・切除のみ)
3cm未満(小さめ・標準)約3,000円~4,000円
3cm以上6cm未満(大きめ)約7,000円~8,000円
6cm以上(巨大なもの)約12,000円~13,000円前後

※上記は純粋な手術費用(1箇所あたり)の目安です。ワキガ手術後などで複数個のしこりを同時に一括摘出する場合は、診察時に正確な費用を計算いたします。このほか初診料、処方箋料、病理検査費用が別途かかります。

つかもと形成外科・創傷
クリニック 塚本院長から
患者様へメッセージ

「脇の下に痛い塊があって、腕を動かすたびに激痛が走る」「昔ワキガの手術をした場所にまたブツブツができて、誰に相談していいかわからない」と、深い悩みを抱えてご来院される方は驚くほどたくさんいらっしゃいます。脇のしこりは、アポクリン汗腺からの分泌物が詰まっているため、炎症を起こすと独特の強い臭いを放つこともあり、精神的にも大きな負担になりやすい部位です。だからこそ、恥ずかしがらずに早めに専門医を頼ってください。特にワキガ手術後のしこりは、一般的な皮膚科では対応が難しく、断られてしまうケースも少なくありません。
当院は、そのような他院で断られた複雑な症例のセカンドオピニオンも広く受け入れています。「傷跡のプロ」である形成外科の技術で、癒着した粉瘤もすっきりと綺麗に全摘出し、術後の痛みのない快適な生活を取り戻しましょう。どうぞ安心して垂水駅すぐの当院へお越しください。

記事執筆・監修者
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