つかもと形成外科・創傷クリニック

粉瘤の手術は激痛?失敗はある?当院が取り組む「痛みを抑えた日帰り手術」と再発を防ぐ工夫

神戸市垂水区日向二丁目2-4 垂水日向ビル 2F(垂水区役所北側)

粉瘤手術の痛みと再発リスク

RECURRENCE

神戸で粉瘤の治療・手術のイメージ画像神戸で粉瘤の治療・手術のイメージ画像

粉瘤(アテローム)を治療したいけれど、「ネットのブログで『粉瘤の手術は激痛だった』という体験談を読んで怖くなった」「手術をしても失敗してまた再発するのではないか」と、一歩を踏み出せずにいませんか?
体にメスを入れる以上、恐怖心や不安を抱くのは当然のことです。しかし、正しい医療知識と適切な処置があれば、粉瘤の手術における痛みや再発リスクは極限まで抑えることができます。
当院(つかもと形成外科・創傷クリニック)では、日本形成外科学会専門医が患者様の不安に徹底的に寄り添い、負担の少ない日帰り手術(保険診療)を行っています。ネットの噂の「真実」と、当院の取り組みについてロジカルに解説します。

ネットの噂その1:
「粉瘤の手術は激痛」って本当?

結論から申し上げますと、適切な麻酔を行えば、手術中に痛みを感じることはほぼありません。ではなぜ、ネット上で「激痛だった」という書き込みが目立つのでしょうか?そこには明確な理由があります。

なぜ「激痛だった」という
体験談があるのか?

最大の原因は、「粉瘤が激しく炎症を起こして腫れ上がった状態(炎症性粉瘤)」で無理に手術(切開など)を行ったケースです。
皮膚が赤く腫れ、内部に膿が溜まって強い酸性に傾いている状態では、通常よりも局所麻酔が非常に効きにくくなります。麻酔が十分に効いていない状態で処置を行うと、強い痛み(激痛)を伴ってしまうのです。

つかもと形成外科が取り組む
「痛みを抑える」3つの工夫

当院では、患者様が手術中・手術後にできるだけ痛みを感じないよう、以下の徹底した工夫を行っています。

極細の注射針を使用

麻酔の注射時の痛みを抑えるため、一般的に使用される針よりも遥かに細い、こだわりの極細針(30G〜33G)を採用しています。

麻酔液の注入速度を
コントロール

麻酔時の痛みは、急激に液体が注入される際の「圧力」が原因です。
当院では優しく、ゆっくりと時間をかけて麻酔液を浸透させます。

炎症のピーク時は「まずは痛みを引かせる処置」を優先

激しく腫れて麻酔が効きにくい場合は、当日の無理な根本手術はあえて行いません。
まずは小さく切開して膿を外に出す「切開排膿(応急処置)」を行い、お薬で炎症と痛みを鎮めてから、後日麻酔が確実に効く状態で安全に袋を摘出します。

ネットの噂その2:
「手術の失敗で再発する」
って本当?

「せっかく痛い思いをして手術したのに、また同じ場所に粉瘤ができた」という声を耳にすることがあります。これは手術の「失敗」というよりも、粉瘤の構造(メカニズム)に基づいた技術的な問題です。

粉瘤が再発してしまう根本的な原因

粉瘤は、皮膚の下にできた「袋(嚢腫)」の中に垢や皮脂が溜まる病気です。
完治させるためには、中の膿や垢を出すだけでなく、この「袋そのもの」を完全にくり抜いて取り除かなければなりません。 炎症で袋が周囲の組織と癒着してボロボロになっている場合など、袋の一部がミリ単位でも体内に残ってしまうと、そこから再び老廃物が溜まり、高確率で再発してしまいます。

形成外科専門医による、
再発率を極限まで下げる精密手術

当院の塚本院長は「日本形成外科学会専門医」であり、皮膚や皮下組織を扱う手術のスペシャリストです。
周囲の組織と癒着して剥がしにくくなった複雑な症例であっても、顕微鏡レベルの丁寧なアプローチで、粉瘤の袋をピンセットとハサミを使って「丸ごと・綺麗に」全摘出します。この精密な技術により、術後の再発率を極限まで抑えることが可能です。

【術式比較】「くり抜き法」と「切開法」の違い

当院では、患者様の粉瘤の状態(大きさ、炎症の有無、癒着の程度)に合わせて、最適な術式をご提案しています。

項目くり抜き法(へそ抜き法)切開法(小切開法を含む)
手術の特徴特殊なパンチで頂点に小さな穴を開けて袋を抜く粉瘤の大きさに合わせて皮膚を長く切開する
メリット傷跡が非常に小さく(数ミリ)、手術時間が短い巨大な粉瘤や、癒着が激しい粉瘤も確実に全摘出できる
デメリット炎症が強い場合や、袋が癒着していると選べないくり抜き法に比べて、傷跡の線が長くなる
傷跡の経過ニキビ跡レベルの小さな穴として馴染む形成外科独自の縫合により、シワと同化して目立たなくなる

実は、実際の治療では「切開法」が
必要なケースが大半です

ネットの情報では傷の小さなくり抜き法ばかりが注目されがちですが、実際にご来院される患者様の症例(サイズが大きい、過去に炎症を起こして袋が周囲とガチガチに癒着している、すでに破裂している等)では、安全かつ確実に袋を全摘出するために「切開法」を選択するケースが非常に多いのが実情です。だからこそ、「どこの科で、誰が切開手術を行うか」が傷跡の仕上がりに決定的な差を生みます。

形成外科専門医・傷のプロによる
「美しい切開法」へのこだわり

当院では、切開法が避けられない症例であっても、以下のような形成外科独自の精密なアプローチ技術を駆使し、傷跡を極限まで目立たなくさせます。

RSTL(皮膚割線)に沿った切開

皮膚の繊維が走っている方向(シワのライン)に合わせてミリ単位でメスを入れます。これを行うことで、術後の傷にかかる張力が最小限に抑えられ、傷跡がシワと同化して非常に目立たなくなります。

形成外科式の特殊な縫合技術

皮膚の表面だけを雑に縫うのではなく、皮膚の深いところ(真皮層)を細い糸で丁寧にしっかりと縫い合わせる「真皮縫合」を行います。これにより、術後に傷口が横に広がって盛り上がる(肥厚性瘢痕やケロイド化)リスクを徹底的に防ぎます。

「大きく育ってしまった粉瘤」や「他院でくり抜き法を断られた粉瘤」であっても、当院の切開法であれば再発を防ぎ、最も美しい仕上がりに導くことが可能です。
どうぞ安心してお任せください。

つかもと形成外科・創傷
クリニック 塚本院長から
患者様へメッセージ

「手術が怖い」「痛いのが苦手」というのは、決して恥かしいことではありません。私も一人の医師として、患者様が恐怖心を持たれるお気持ちは痛いほどよく分かります。だからこそ当院では、カウンセリングの段階から「今どんな不安があるか」をしっかりとお聞きし、手術中も「今から麻酔をしますね」「痛みはありませんか?」と常に声をかけながら、1分1秒でも早く、かつ無痛の状態で治療が終わるよう全力を尽くしています。
ネットのブログにある「激痛」「失敗」といった極端な情報だけを見て、痛みを我慢し続け、症状を悪化させてしまうことこそが最も危険です。専門医の確かな技術と工夫があれば、たとえ大きく切開する必要がある粉瘤であっても、決して怖いものではありません。どうぞ安心して、リラックスした気持ちで当院にご相談へお越しください。

記事執筆・監修者
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