つかもと形成外科・創傷クリニック

粉瘤の手術後はどれくらいで治る?術後の経過・痛み・ダウンタイムを専門医が徹底解説

神戸市垂水区日向二丁目2-4 垂水日向ビル 2F(垂水区役所北側)

粉瘤手術後の痛み

PAIN

神戸で粉瘤の治療・手術のイメージ画像神戸で粉瘤の治療・手術のイメージ画像

粉瘤(アテローム)の手術を検討する際、「手術した後はどれくらい痛むのか」「傷跡はいつ綺麗に治るのか」「仕事や日常生活にはいつ復帰できるのか」など、術後の経過に不安を感じる方は少なくありません。
当院(つかもと形成外科・創傷クリニック)では、日本形成外科学会専門医かつ「傷のプロ」として、傷跡を最小限に抑える「くり抜き法(へそ抜き法・パンチ法)」などの痛みに配慮した日帰り手術を行っています。
このページでは、粉瘤の手術後にお客様がたどるリアルな経過とダウンタイム、注意点をロジカルに解説します。

【タイムライン】粉瘤手術後の
経過と治るまでの期間

粉瘤の手術後、傷口が完全に落ち着くまでの具体的なステップです。
当院で多く採用している「くり抜き法」の場合、傷口が数ミリと小さいため、従来の切開法に比べてダウンタイムが非常に短いのが特徴です。

手術当日〜翌日
(麻酔が切れた後の痛み)

状態

局所麻酔は手術後1〜2時間ほどで切れます。その後、ジワジワとした痛みやズキズキとした痛みを感じることがあります。

対策

術後に痛みのピークを迎えないよう、当院ではあらかじめ痛み止め(ロキソニン等)を処方します。
麻酔が切れる前に服用いただくことで、痛みを最小限にコントロール可能です。当日はシャワーを控え、患部を濡らさないように保護してください。

術後2日〜1週間
(抜糸まで)

状態

くり抜き法の傷口は非常に小さいため、痛みは2〜3日以内に急速に落ち着き、日常生活で痛みを感じることはほとんどなくなります。

対策

翌日の診察以降はシャワーで患部を優しく洗い流し、清潔を保ってください。
手術から1週間前後で再度ご来院いただき、抜糸を行います(※傷口を縫合しない術式の場合は、ガーゼ交換や軟膏処置の指示に従っていただきます)。

術後1ヶ月〜3ヶ月
(完治・傷跡が馴染むまで)

状態

抜糸が終われば、傷口の表面はふさがっています。
ここから1〜3ヶ月かけて、傷口の赤みや硬さが徐々に引き、周囲の皮膚と馴染んでニキビ跡のような目立たない状態へと落ち着いていきます。

粉瘤の手術後、いつからできる?
日常生活の制限と目安

術後のダウンタイム中に、患者様から特によくいただく「日常生活の疑問」についての目安です。

行動・日常生活いつから可能?注意点とアドバイス
仕事・学校への復帰手術当日から可能デスクワークや日常生活レベルの動きであれば、手術直後から全く問題ありません。
シャワー・入浴シャワー:翌日から可
湯船に浸かる:抜糸後から可
手術当日は患部を濡らさないでください。翌日の診察で問題がなければ、シャワーで優しく洗い流せるようになります。
運動・スポーツ術後1週間(抜糸後)から抜糸が終わるまでは、血流が良くなって傷口が腫れたり、強い力で傷口が開いたりするのを防ぐため、激しい運動(ランニングや筋トレ、水泳など)は控えてください。
お酒(飲酒)手術当日はNG(翌日から可)手術当日のアルコールは血流を激しくし、術後の痛みや出血(血が止まらない)の原因になります。当日の飲酒は絶対にお控えください。

粉瘤の手術後に
よくある質問(FAQ)

Q

粉瘤の手術後は痛いですか?痛みはいつまで続きますか?

A

痛みのピークは当日の夜です。数日以内にほぼ消失します。
手術中は局所麻酔が効いているため無痛です。麻酔が切れた後の痛みに対しては、処方する痛み止め(ロキソニンなど)を適切に服用いただければ、日常生活に支障が出るような激痛が続くことはありません。鈍い痛みも2〜3日中にはほとんど気にならなくなります。

Q

手術後、まだ「膨らみ」や「しこり」があるのですが、再発でしょうか?

A

術後1ヶ月前後のしこりは、傷が治る過程の正常な反応(拘縮)であることがほとんどです。
手術で粉瘤の袋を完全に摘出した後も、傷口が治るプロセスで内部の組織が一時的に硬くなり、しこりのように触れることがあります。これは再発ではなく時間の経過(3〜6ヶ月)とともに徐々に柔らかくなっていきます。万が一、赤みや痛みに加えて腫れを伴って大きくなる場合は、お早めにご相談ください。

Q

くり抜き法(パンチ法)の術後は、縫わないのですか?

A

症例や粉瘤の大きさによって、あえて縫わずに治す場合と、1〜2針縫合する場合があります。
非常に小さ角なくり抜き法の場合、あえて縫合(縫うこと)をせず、皮膚の自然な収縮力で傷口を小さく閉じた方が、結果的に傷跡が綺麗になることがあります。少し大きめの粉瘤や、場所によっては綺麗に寄せるために1〜2針だけ縫うこともあります。
どちらの術式がベストかは、傷のプロである形成外科専門医が状態を見て的確に判断します。

つかもと形成外科・創傷
クリニック 塚本院長から
患者様へメッセージ

粉瘤(アテローム)の手術を
控えている方、あるいは術後の経過に
不安を感じている方へ。

私たちは、ただできものを「切って取る」だけが医療だとは考えていません。日本形成外科学会専門医、そして「傷のプロ」として、「いかに手術中の痛みを抑え、術後を快適に過ごしていただき、傷跡をミリ単位で綺麗に仕上げるか」に、医師としての誇りと情熱をかけて日々の診療に臨んでいます。粉瘤は日帰り手術で根治できる一般的な疾患ですが、体にメスを入れる以上、不安や緊張があって当然です。
当院では、小さくくり抜く術式の選択から、痛みを最小限に抑える麻酔の工夫、そして術後のアフターケアにいたるまで、患者様の不安に徹底的に寄り添います。手術が終わった後も、傷跡が綺麗に馴染むまで責任を持って丁寧に診察いたします。神戸市垂水区や明石周辺で粉瘤にお悩みの方は、どうぞ安心して当院へご相談ください。

記事執筆・監修者
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